婚活パーティー疲れとゼクシィ縁結び

札幌に住む真美です。

娘と暮らすシングルマザーです。

婚活パーティへ参加し、ほとほと疲れ果て、今後の婚活をどのように進めていけば良いのか壁にぶち当たっていました。
というのも、婚活パーティーでは制限時間内に限られた情報の中で、相手を判断する必要があるからです。

参加人数が多ければ、限られた開催時間の中で参加者を動かすので、一対一のコミュニケーション時間が減らされます。
これまでのパーティの中で一番制限時間が短かったのは3分でした。

カップラーメンが出来上がる時間内で将来のお相手なのかどうかを判断するなんて、男性経験の少ない私にとっては難題でした。
何か他の方法はないかと悩んでいた頃、1年以上会っていなかった女友達A子から連絡がありました。

綺麗になった友達 彼氏が出来た?

日頃あまり友達とも遊ばない私ですが、珍しく食事に出かけることにしました。今考えると、虫の知らせだったように思います。
久しぶりに合ったA子は、なんとなく以前よりキレイになった気がしました。

お互いの近況報告を終えて、意を決して私は現在婚活中であることをA子に告げました。

すると、A子の目が輝き「私もなの!」と言うではありませんか。そこから話は盛り上がり、A子は私に婚活アプリについて詳しく教えてくれました。

私の学生時代、出会い系サイトで被害に遭う女性が社会現象となっていたので、インターネットを介した出逢いには正直抵抗がありました。
でも、A子の実体験を聞くうち、そこまで危ないものではないのかもと印象が変わりました。

私は元彼と別れてから3年近く経ち、しばらく男性と二人きりになる機会がなかったので、婚活パーティで見知らぬ男性といきなりお話することへの心労は凄まじいものがありました。

ですから、まずはゆっくりとお相手のプロフィールを読み、会う前にメールでやりとりができるという点は今の自分に合っているのではないかと思いました。
ただ、アプリで不特定多数の男性の目に触れることは、隠れて婚活をしている私にはリスクを伴うものでした。

フェイスブックで友人にバレる?

私が働く会社は大手企業で社員数も多く、社内にいる男性とアプリ内で遭遇したら、働きずらくなることを懸念しました。
そんなことをA子に相談すると、アプリはFacebookと連携しているから、Facebook内で友達になっている人は自動的に回避できるとのことでした。

かつ、顔を全て出さず、一部隠して写真投稿している人もいると聞き、まずはお試しで始めてみることにしたのです。
A子にレクチャーを受けながら、その場で登録しました。A子いわく、

ゼクシィ縁結び

ここは怪しい人が少なく、真剣交際を求めている男性の比率が多いとのこと。

男性の方が多く登録しているようで、その分いいね!の獲得数や、マッチング率が他のアプリよりも高確率なのだとか。

メリットの多いゼクシィ縁結びですが、女性は無料で利用可能。婚活パーティでは1000円前後の参加費を支払っていたので、これも嬉しい驚きでした。

その後もA子は親切丁寧にアプリについて解説し、次回会うときは彼氏とのノロケ話をしようねなんて言いながら、解散したのでした。

淡い期待を胸に、帰りの電車はずっとアプリ漬けでした。
アプリは一旦登録した時点で、仮登録のような状態で、実際に男性とやりとりをするには、本人確認書類の提出が必要です。

方法としては、指定されている書類(保険証・免許証など)を写メで撮影して添付。そこから少し時間が経って、登録情報との一致を確認後、本登録の状態になります。

A子と一緒にいるときにぱぱっと登録して、写真や文章が簡易的なもので作成していたので、帰宅後、改めて写真撮影・文章の書き直しをしました。
これについても、A子は詳しくレクチャーしてくれていました。

婚活に重要なのは、見た目も中身も女子アナ的要素なのだとか。

携帯内にメモったポイントを駆使して、プロフィール再作成を行ってから眠りにつきました。

翌日は土曜日。朝起きてびっくり!

寝ている間に100名以上の男性からいいね!をいただきました。

ゼクシィ縁結びでは、登録したての会員を優先的に表示してくれるシステムがあり、私は寝ている間に自動的に宣伝していただいていたようです。

男性との接点が皆無だった1週間前とは人生が変わったような感覚でした。
喜びもつかの間、複数名の怪しい男性からのメッセージに幻滅し、心折れそうになったので、A子にメール。

すると、アプリ内で誠実な男性を見分けるテクニックを伝授してくれました。

基本的なことではありますが、真剣に婚活している男性は、まず写真・文章を好印象素材で取り揃えているとのことでした。

適当な写真・短すぎる文面・空白の多いプロフィールは、その人の熱量の低さを物語っていると言います。
その上で、自身のタイプを3つ絞り、該当となる人物を選抜せよ、とのことです。

そこから数時間かけ、休日の半分以上を費やし、選び抜いたのが5名の男性です。

(そこから驚愕の出来事が続いたのですが、割愛します。)

最終的にお会いすることになったのは、たったの1名。
その方は医療関係に勤める10歳年上のIさん。正直、5名の中ではそこまで気になっている存在の方ではありませんでした。

が、入れ込んでいる人物より、少し気のない人物のほうが後に続くことはよくあるもので、当たり障りのないアプリ内でのメッセージのやりとりから、LINEを交換することとなり、メッセージの他、電話でお話することになったのです。

写真ではたぶん悪くない見た目と判断できる程度の顔出しだったので、どんな人なのかイメージしにくい彼でしたが、電話ではなんともいえない素敵な声色で、会ってみたい気持ちが大きくなりました。

電話で直接「会ってみませんか?」と言ってくれたので、近い日にちの平日仕事後に、さくっと食事をすることになりました。

偶然お互いの職場が近いこともあり、中間地点のイタリアンレストランを予約してくれました。

当日は、お店の前で待ち合わせ。プロフィールに身長:180cmと書かれていて、長身なのはわかっていましたが、実際にはイメージよりも細身で、数字よりも背が高く感じました。

声の印象から、少しワイルドな印象を持っていましたが、会ってみると、笑顔がかわいくて人懐っこい雰囲気でした。

まずは、仕事の内容から始まり、アプリを始めたきっかけ、いつ恋人と別れたのか、休日の過ごし方などを話しました。
あまりたくさんお喋りするタイプではなさそうなのに、盛り上げてくれようとしているのが伝わってきて、緊張が和らぎました。

とても楽しい時間を過ごし、Iさんは私のことをとても気に入ってくれたのですが、なんとなく私は気が乗らず、連絡を返す頻度が少なくなり、自然消滅しました。
そんなゼクシィ縁結びでの婚活でしたが、複数のアプリを利用してきた中で、ペアーズに続き、好印象な男性が多いと思います。

ほとんどの男性が、わざわざアプリを利用しなくてもかわいい彼女がいそうな魅力がありました。
当初の私のように、アプリに対してマイナスイメージを持つ女性は多いと思います。

実際に利用してみて、活用方法次第では、成婚に向けた良いきっかけになると思いました。
今では、成婚に結びつく大きな出逢い史上となっている婚活アプリ。

本人同士が幸せになるなら、アプリでの出逢いも大きな一歩になると確信しています。

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