プライベートバンク香港、スイス、シンガポール
口座開設、利回り、利率は?!
日本語のできるスタッフがいるプライベートバンクは?
プライベートバンクに口座を開設して預金をしたら、果たしていったいいくらの利回りがつくのか、利率は、いったい何パーセントなのか、非常に気になるところですよね。
せっかく、スイスや香港、シンガポールまで往復の旅費を支払い、現地でホテル代を支払ってプライベートバンクに口座を開設したのに、利回りは大したことなかった、利率については期待していたほどではなかった、ということになると何のために手間ひまかけてプライーベートバンクに口座を開設したのか意味がありません。
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プライベートバンクは資産運用だけではない?!
むしろ日本の低金利のほうが異常といえるでしょう。日本の低金利を利用して「円キャリートレード」などという奇っ怪なものまで登場してくる始末です。ところでプライベートバンクのサービスは資産運用だけではないということをご存知でしたか。プライベートバンクのサービスのなかには金融、資産運用だけでなく、美術品の売買についての情報や子供の学校の手配までしてくれるところもあるといいます。こんな便利なサービスがあるからプライベートバンクは人気があるのですね。
プライベートバンクは、そうはいっても基本的に成金なだけでは、ただ単におかねがあるだけでは、そうそう簡単に口座開設には応じてくれないともいいます。プライベートバンクは、ある程度、顧客を選ぶとも言われています。弊社にふさわしくない人間とは、おつきあいしません、というわけです。ただ単に札ビラを切っただけでは相手にしてもらえないのです。プライベートバンクでは顧客の品格も見るということでしょうか。それにしてもプライベートバンクというだけで、何か秘密めいた怪しげなニオイがしませんか。金持ちたちが集う秘密の集まり?のような雰囲気です。最近は日本でも富裕層が増加傾向にあるのでプライベートバンクで資産運用してみたい、というかたが多いようです。日本の金利は言わずと知れたゼロ金利ですから高利回りの金融商品を求めて海外へ目を向けるのも当然と言えば当然でしょう。今まで日本の投資家が外国市場、外国の投資ファンドを買えない、買わないのはお上の思惑もあったでしょうが、言葉の壁が立ちふさがっていたという側面もあるようです。
シンガポールのプライベートバンクに口座開設?
シンガポールのプライベートバンクに口座を開設したい!と意気込み、あるイギリス系のプライベートバンクに行った人がいたそうです。このかた、英語はさっぱりわかりませんが、度胸だけはあるエネルギッシュな方なのでバイタリテイーとキャッシュを腹いっぱいに詰め込んでシンガポールのプライベートバンクへ口座開設に行ったそうです。(ハラマキから現金を取り出すことは、さすがにしなかったようですが)このかた、シンガポールのプライベートバンクの窓口に行って、いきなり口座を開設したい、といったそうです。(たぶん、日本語で、、)「オウ、ねーちゃん、ワシにも口座、作るの何とかしてくれや」ぐらいのことは言ったかもしれません。
プライベートバンクによっては日本語のできるスタッフを常駐させているところもあると言いますが、、、、。シンガポールの窓口で、まるで相手にされなかったことは言うまでもありません。プライベートバンクは、ある意味、京都のお茶屋さんのようなところがあって基本的にいちげんさんお断りみたいな感じなわけです。プライベートバンクでは口座開設にあたって、それにふさわしい人間か、どうか審査するマニュアルが存在すると言われています。この審査マニュアル、結構分厚いものだと言われています。消費者金融だって新規の借り入れをするときには審査をするのです。プライベートバンクに審査があっても不思議でもなんでもありません。件の日本人はシンガポールのプライベートバンクで口座開設を申し込んだものの見事に門前払いをくらいました。まるでマンガのような世界ですが、プライベートバンクに口座開設するときには、このような事態にならないように事前によく下調べしてからにしたいものです。
プライベートバンク 日本の銀行利率
しかしながらプライベートバンクの利回りについては、これは心配、気にするほどのこともないでしょう。
間違っても日本の銀行預金より低い利率ということにはならないはずです。
世界規模で俯瞰した場合、利回り15パーセントから20パーセントなどという投資ファンドはいくらでもあります。
プライベートバンクに口座開設 日本語のできるスタッフ
プライベートバンクなるものが、ここ数年、日本でも注目されるようになりました。以前の日本の国情ならばプライベートバンクと言われても???の方が多かったのではないでしょうか。しかしながら現在では、いわゆる富裕層、「勝ち組」というんですか。(何に勝ったのか、よくわかりませんが、、)経済的に裕福になった人々が自分の財産を日本国内だけで資産運用することに限界を感じて海外の税金の安い国やオフショア市場へ投資したいとか,何とかの思惑でプライベートバンクの口座開設などについて、いろいろと調べたりしておられるようです。日本ではながらく低金利が続いてきましたので高利回りの金融商品で資産運用したい!ついてはプライベートバンクで口座開設を、、、、というのは非常によくわかる考えなのですが、日本人の多くは外国語、英語にからきし弱く、外国にあるプライベートバンクで口座開設というのは、なかなかハードルが高いようです。
しかしながら、安全??で高利回り??な金融商品を取り扱っていると言われる、謎に満ちたプライベートバンクについては、潤沢な資金を持ったお金持ちは否が応でも気になって仕方がないというのが本当のところではないでしょうか。スイスのプライベートバンクでは日本語のできるスタッフ、従業員を置いているところは、ほとんどないそうですが、同じスイスのプライベートバンクでも香港やシンガポールの支店などでは日本語のできる人間を常駐させているところもあるといいますから、この辺のアジアのプライベートバンクに一度、問い合わせしてみるのも良いかもしれません。
プライベートバンク 匿名性
プライベートバンクの特徴のひとつに匿名性が挙げられるでしょう。取引においては個人名義が明らかにされることはなく、番号口座によって管理されます。
ただし世界的に不透明な資金の流れについては監視が厳しくなっているようですので、将来的に果たしてどうなるかは、よくわかりません。それとスイスのプライベートバンクなどでは、特にそうですが意志の疎通ができないようでは、つまり現地の言葉、ドイツ語や最低でも英語が理解できないようでは、てんでお話になりません。シンガポールや香港のプライベートバンクでは、日本語のできるスタッフをおいていることもあるようですが、スイスのプライベートバンクでは日本語のできるスタッフというのは稀なはずです。プライベートバンク側と意志の疎通ができないと、たとえ、運良く口座開設ができたとしても、後々、トラブルになるような事態が起こらないとも限らないでしょう。お互い,言った、言わないで下らない揉め事は起こしたくないものです。語学に自信のない人は香港やシンガポールのプライベートバンクで日本語のできる従業員がいるところを探したほうが良いかもしれませんね。それに香港やシンガポールは距離的にもスイスなどのヨーロッパに行くよりも近いので何かと便利でしょう。日本語のできるスタッフを置いているプライベートバンクの方が口座を開設するだけでなく、その後のサービスについても安心できるでしょう。
プライベートバンク 相続税対策
プライベートバンクと聞いただけで、何やら神秘的、ミステリアスな感じがしませんか。何やら秘密めいた富裕者だけで、特別な許可を得て、初めて足を踏み入れることを許される、そんな感じが一般の方にはあるのではないでしょうか。これはプライベートバンクには守秘義務があるということと関係があるかもしれません。プライベートバンクは顧客の情報を漏らさないというわけです。それで、この守秘義務の固い、神秘的なプライベートバンクですが、最近は日本でも富裕層の増大とともに、いろいろなところで話を聞くようになりました。プライベートバンクというのはスイスがとても有名なのですが、日本人からするとスイスは、少し遠いかなあ、という感は否めないと思います。そこで日本人にも人気の高いプライベートバンクというのはホンコンやシンガポールということになるのでしょうか。その
プライベートバンクの活用法として注目されているものに税金、特に相続税対策があるようです。
税金の高い国からは、富裕層、金持ち、資金が逃避してしまうというわけです。おかねは自由と安全が好きなのだ、とは良く言われることです。香港があれだけ発展したのもレッセ・フェールがあったからだと言われています。逆に税金の高い国や混乱が起きている社会からは資金は逃避するというものです。プライベートバンクの人気の秘密が、実は日本の税金の高さによるものだとしたら、何とも皮肉な話です。